沖電工、増収増益 山里専務に代表権<人事・決算>


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(左から)山里和也氏 又吉司氏 長嶺輝明氏

 沖縄電力グループの沖電工(仲宗根斉社長)は24日、那覇市の本社で株主総会と取締役会を開き、専務の山里和也氏(63)に代表権を付与する役員人事を決めた。取締役の又吉司氏(58)と長嶺輝明氏(56)は常務に昇任する。

 取締役会長の大嶺克成氏(66)、代表取締役専務の當銘健一郎氏(66)と取締役の佐次田秀吉氏(62)の3氏は退任する。

 2022年3月期決算は増収増益となった。売上高は電力関係工事の順調な進捗(しんちょく)に伴い、前期比12・8%増の239億6500万円を計上した。工事原価の圧縮や管理間接コストの低減により、経常利益は前期比5・6%増の13億2100万円、純利益は同5・5%増の9億2200万円となった。

(当銘千絵)