ブレイクダンス世界大会、12月に沖縄アリーナで開催 アジア初


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ブレイクダンスの世界大会沖縄開催をアピールする、アーバンスポーツ&カルチャーコミュニティーの鈴木晶雅代表理事(中央)と理事でダンサーのTAISUKEさん(右)、桑江朝千夫沖縄市長=24日、沖縄市役所

 【沖縄】ブレイクダンスの世界大会「Battle of the Year(バトルオブザイヤー)」の決勝大会が12月3日に、沖縄市の沖縄アリーナで開催される。世界最大規模の国際大会で、アジア初開催となる。24日、主催者と沖縄市の桑江朝千夫市長が会見して発表した。

 バトルオブザイヤーは1990年に開始。決勝大会では、各国予選を勝ち抜いたチームが沖縄に集結する。ブレイクダンスはパリ五輪で初実施される。

 開催地に沖縄が選ばれた経緯について、主催するアーバンスポーツ&カルチャーコミュニティーの鈴木晶雅代表理事は、沖縄アリーナの最新設備や、沖縄が多くのダンサーを輩出している点などを挙げた。

 同大会に数多く出場し、決勝大会で準優勝しているダンサーのTAISUKEさんは「沖縄は日本のブレーキンシーンで切り離せない存在だ。次世代の子どもたちにこの舞台を直接見てもらいたい」と語った。

 桑江市長は「世界中から多くの参加者や観客が訪れると期待を寄せている。大会と市内滞在を楽しんでもらえるよう、地域一帯となって盛り上げたい」と話した。

(石井恵理菜)