PFASの血中濃度検査開始 6市町村、400人程度を予定 連絡会が実施


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 【北谷】「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会」によるPFASの血中濃度検査が25日、沖縄県北谷町を皮切りに始まった。地域ごとのPFAS蓄積度を調べ、健康状態との関連を探る。6市町村7地域で計350~400人の検査を見込む。

 北谷町商工会で行われた検査には事前申し込みのあった町民50人が来場し、問診の後、採血した。検査を受けた町民(58)は「子どもたちの未来を思ったとき何ができるか考え、まずは自分が検査を受けた。微力だが協力したい」と話した。

(石井恵理菜)