又吉、タンブリング「銅」 W杯、日本人で初のメダル


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
トランポリンのW杯タンブリングで銅メダルを獲得した又吉健斗(提供)

 タンブリング日本代表の又吉健斗(具志川東中―静岡・磐田東高―静岡産業大、同大クラブ)がポルトガルで26日に行われたトランポリンのワールドカップ(W杯)タンブリング決勝で3位に入り、銅メダルを獲得した。タンブリングで日本人がメダルを獲得するのは初めて。

 25日の予選は1本目26・600、2本目25・500で計52・100。5位で予選を通過した。8人で競ったファイナル1は26・400で2位。4人が進んだファイナル2は25・900で3位に輝いた。同種目女子代表の渡辺琴美も決勝で21・800を出し3位に入った。

 タンブリングは10メートルの助走から、反発力のある25メートルの演技台で8本の技を繰り出し得点を競う競技。又吉は4年に一度開催される世界大会のワールドゲームス2022(7月・アメリカ)、世界トランポリン選手権(11月・ブルガリア)への出場権も獲得している。