沖縄の高校生「空調止めないで」 早朝講座や放課後なぜクーラー停まるの? 学習環境めぐり県議も質疑


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 沖縄県立高校の空調稼働を巡り、早朝講座や放課後の自習時間などで空調が稼働していない時間があるとして、複数校の生徒らが学習環境の改善を求めている。生徒らが実施した調査に寄せられた意見で、6月27日の県議会一般質問で沖縄・自民の島袋大氏が指摘した。

 学校環境衛生基準などに従い、学校の空調は室温が27度を超える場合などに、原則、校長が稼働を判断する。

 県教育委員会は4月、空調稼働の柔軟な対応を求める通知を県立学校に出し、現在各校の空調稼働状況を調査している。半嶺満教育長は「柔軟な稼働事例や生徒・保護者からの要望などを把握し、適切に対応したい」と語った。島袋氏への答弁。
 (吉田早希)