暢子(黒島結菜)の恋が少しずつ動きだしたようですね。和彦君(宮沢氷魚)と愛さん(飯豊まりえ)の結婚話を聞いてしまった暢子の、複雑な思いを表現するのは難しかったです。急にドキドキしたり、なぜかイライラしたり。まだ恋とは気づいていない謎の感情と向き合っていたので、自分なりに繊細なお芝居を心掛けたつもりです。
それと、夜道で和彦君と愛さんの気まずい現場に遭遇した時は、演じていても、心の中がざわつきました。あの時の暢子は、驚きよりも寂しさや諦めのようなものが強かったのだと思います。
それにしても、矢作さん(井之脇海)が十九歳で結婚していたとは! 私としては、矢作さんが既婚者だったことがまず驚きだったので、「結婚は勢い。逆に勢いがなきゃ一生できない」と話す矢作さんがツボにはまってしまって、見ていてクスッとしていました。どんな奥さんなんでしょう…ちょっと気になりますね。
来週は、恋心に気づいた暢子が初めての感情に振り回されてしまうようです。さらに「フォンターナ」で事件が⁉ お見逃しなく!