陶芸でジンベエザメつくったよ 全国こども展で選奨を受賞 屋部小2年


この記事を書いた人 アバター画像 慶田城 七瀬
仲村優志さんが制作した「ジンベイザメ」(提供)

 【名護】名護市立屋部小学校2年の仲村優志さん(8)が制作した陶芸作品「ジンベイザメ」がこのほど、「全国こども陶芸展inかさま」の小学校低学年の部で選奨を受賞した。同部門で県内からの受賞は仲村さんのみ。仲村さんは「賞を取れてうれしい。次はもっといい賞を取りたい」と笑顔を見せた。

 仲村さんは5月、友人と一緒に陶芸家の山内唐仙さんから陶芸を習った。沖縄美ら海水族館で買ったジンベイザメのぬいぐるみを参考に焼き物を制作した。頭から尻尾にかけて体の厚みを薄くして、躍動感あるジンベイザメになるよう工夫した。山内さんは「釉薬(ゆうやく)の色むらがジンベイザメの特徴を捉えている」と評価する。「『弟子』の入選はうれしい。これからも子どもたちに陶芸の楽しさを伝えたい」と話した。

(石井恵理菜)

陶芸展で選奨を受賞したことを報告する仲村優志さん(右)と、陶芸家の山内唐仙さん=6月24日、沖縄市の琉球新報中部支社