2021年の国会議員所得 沖縄関係は宮崎氏が2426万円でトップ 


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 【東京】4日に公開された2021年分の衆参両院議員所得報告書で、県関係議員の中で最も所得が高かったのは、宮崎政久衆院議員(自民)の約2426万円だった。事業所得は約57万円の赤字だったが、歳費などのほか、関連会社報酬があった。

 次いで所得が多かったのは、国場幸之助衆院議員(自民)の約2104万円。歳費のほか、大臣政務官としての給与、株配当などがあった。所得報告とは別に提出が義務付けられている資産補充に関する報告書では、有価証券(金銭信託)20万円を記載した。

 3番目に所得が多かったのが西銘恒三郎衆院議員(自民)で、約1920万円。給与所得のみだが、歳費のほかに沖縄担当相としての給与などがあった。
 伊波洋一参院議員(沖縄の風)は約1735万円の所得を報告した。高良鉄美参院議員(同)は、給与所得のみの約1728万円だった。

 最も所得が少なかったのは、赤嶺政賢衆院議員(共産)の約1724万円だった。資産補充に関する報告書には、預金12万円を記載した。

 昨年当選した新垣邦男衆院議員(社民)、島尻安伊子衆院議員(自民)、金城泰邦衆院議員(公明)、比嘉奈津美参院議員(自民)は対象外だった。
(明真南斗)

国会議事堂(資料写真)