琉球新報社が県共同募金会と連携して実施する「りゅうちゃん子どもの希望募金」の助成事業内定通知書交付式が6日、那覇市首里の県総合福祉センターで開かれた。1237万円を47団体に助成する。助成団体数は過去最多となった。
子どもの居場所作りや食料提供、若年層の母親支援、ヤングケアラー支援などで活動する団体を内定した。代表で内定通知書を受け取った女性を元気にする会のゴージャス理枝代表=写真左=は「孤立世帯や困窮世帯(の状況)が深刻になっていると常々痛感している。助成で支援者はすごく救われる」と感謝した。
県共同募金会の湧川昌秀会長は「貧困の連鎖を断ち切るために地域社会全体で支えていくことが必要だ」と話した。
琉球新報社の普久原均社長は「子どもたちに支援の手を差し伸べる動きはより高まっている。皆さんの活動に深く敬意を表する」と話した。 (中村優希)