琉球新報社 
１０日投開票の参院選は７日、選挙戦最終盤の「三日攻防」に突入した。沖縄選挙区（改選数１）は「オール沖縄」勢力が支援する無所属現職の伊波洋一氏（７０）と自民新人の古謝玄太氏（３８）＝公明推薦＝が事実上の一騎打ちの展開で、激しい選挙戦を繰り広げている。両候補は午前中から大票田の那覇市で遊説を展開し、懸命に支持を訴えた。
伊波氏は朝から市内を分刻みで回り、スポット演説を実施した。首里大名町では「平和を守り、観光を回復させ、次の５０年で基地のない平和な沖縄を実現させる」と訴えた。
古謝氏は河野太郎党広報本部長と市内各地の学校前などで演説をした。那覇高校前では「この沖縄で働き、暮らしたいと思えるようになる未来をつくりたい」と強調した。
（’２２参院選取材班）
