新型コロナウイルス感染症の療養から公務復帰した沖縄県の玉城デニー知事は8日午前、金武町伊芸区の民家で銃弾のようなものが見つかった件について「米軍のものかは判明していないが、(流弾事故は)あってはならないことは県民も心配している通りだ」と述べた。
県庁登庁時に記者団の質問に答えた。事実関係の確認については「報告を受け、職員を現場に派遣して調査した。引き続き関係機関と連携して詳しい調査をしていきたい」とした。
玉城知事は新型コロナのPCR検査で陽性となり、6月28日から知事公舎で療養してきた。8日からの公務復帰にあたり、「県民の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしておわびしたい。たくさんの励ましに感謝し、真摯(しんし)に公務に務めたい」と述べた。