沖縄県選挙管理委員会は9日、参院選沖縄選挙区の期日前投票の速報値を発表した。公示翌日の6月23日から7月8日までの16日間で、県内では21万1339人が投票を済ませた。6月21日現在の選挙人名簿登録者数は118万2969人で、投票率にすると17・87%に相当し、過去最多ペースが続いている。期日前投票は竹富町を除き9日まで。
「慰霊の日」に伴う公示前倒しで期日前投票の期間が今回と同じ日数だった2016年は、同じ16日間で15万4504人(投票率13・37%)が投票しており、4・5ポイント増となった。過去最多だった前回19年は、15日間で19万365人(同16・19%)が投票した。
今回の地域別では、人口規模の大きい11市合計が17・25%で、うち名護市が最も高く23・26%、南城市23・22%と続いた。
期日前投票は一部地域で増設される投票所を除き、9日まで午前8時半~午後8時に投票できる。