参院選比例代表に立候補している沖縄県出身の3氏も9日、選挙戦最終日を迎えた。
2期目に挑む自民現職の今井絵理子氏(38)は安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件を受け、9日の街宣を中止した。インスタグラムで「変化の大きい時代だからこそ一人一人を大切にし守れるような社会をつくるべきだ」と訴えた。
共産新人で党宮古郡委員の上里清美氏(66)は那覇市泊での最後の訴えで、米軍基地や自衛隊配備の問題に言及。「沖縄の島々を捨て石にするようなことは許せない。消費税を5%に減税し、暮らし優先の政治にする」などと訴えた。
社民新人で元県議の宮城一郎氏(55)は、宜野湾市の上原交差点で打ち上げ式を開き「一貫して、沖縄を戦場にしないと訴えてきた。日本を武力強化の道にかじを切ろうとする勢力を、しっかりと止めなければならない」と訴えた。