県は11日、来春に卒業を予定する高校生を対象にした合同企業説明会を宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開いた。県内企業98社が出展し、12日までの2日間で51校、約1500人の県内の高校3年生が参加する。
説明会は11日午後、12日午前と午後の3部制。生徒らは25分を1セットに最大四つの企業の説明を聞いた。
美里高校3年の仲村心菜さん(17)は「ホテル業界に興味を持っていた。細かい職種まで分かり、働いてみたいと思った」と話した。
沖縄銀行の新城知輝さん(32)は「優秀な人材を確保したい一方で、高卒者の離職率の高さも問題になっている。この場所で働きたいと思える雰囲気作りに努めたい」と語った。 (與那覇智早)