他の射撃場の可能性も指摘 「銃弾」の原因究明を求め全会一致で決議 金武町伊芸区行政委


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金武町役場

 【金武】金武町伊芸の民家で銃弾らしき物が見つかった件で、金武町伊芸区(安富祖稔区長)の行政委員会は12日、臨時会を開き、早期の原因究明を求める決議を全会一致で可決した。14日に仲間一町長が同行し、沖縄防衛局に原因究明などを申し入れる。

 伊芸区は被弾が続いた過去の事例と訓練内容から、沖縄防衛局が関与を否定した訓練区域「レンジ51」以外からの流弾・跳弾である可能性が高いとみている。米軍の窓口となる沖縄防衛局に謝罪や補償を求めることも視野に入れている。

 安富祖区長は「地域住民として原因は射撃訓練だと考えている。車上から撃つ訓練があるし、銃口が伊芸を向く射撃場も恩納村側にはある。早期にしっかりとした調査をしてほしい」と話した。

 行政委員会は12日、伊芸区から約2キロ先の恩納岳を越えた、恩納村側の演習場「レンジ7」「レンジ9」の位置をフェンス外から視察するため、恩納村を訪れた。金武町議会の米軍基地問題対策調査特別委員会は13日に対応を協議する。