422人が大舞台に挑む 全国高校総体、那覇で沖縄県選手結団式


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四国総体に向けて意気込む選手たち=13日、那覇市の県体協スポーツ会館(喜瀬守昭撮影)

 全国高校総合体育大会「躍動の青い力 四国総体 2022」の沖縄県選手結団式が13日、那覇市の県体協スポーツ会館で開かれた。同日時点で県内から、25競技26種目に422人(男子256人、女子166人)が出場し、全国の大舞台に挑む。結団式では各競技の代表選手らが健闘を誓った。

 四国総体は徳島、香川、愛媛、高知の4県を主会場とする。23日にサッカーやバドミントンといった先行競技を皮切りに始まる。総合開会式は28日、徳島市のアスティとくしまで開かれる。競泳と飛び込みの沖縄県代表は、16~18日に行われる全九州高校体育大会で出場の可否が決まる。

 結団式で県選手団団長の上地勇人県高体連会長は、選手を前に「県代表として自信と誇りを胸に、力を存分に発揮し躍進することを期待する。爽やかで活気あふれるプレーを展開してほしい」とあいさつ。首里女子バレーボール部の照屋真鈴(まりん)主将=3年=に団旗を伝達した。

 選手を代表し、沖縄尚学テニス部の我謝慎主将=3年=が決意表明。高校生活のほとんどが新型コロナに翻弄(ほんろう)されたが、「最後の夏に、支えてくれる家族の前で全力でプレーできることを心からうれしく思う」と述べた。その上で「県代表として誇りを胸に堂々と戦い抜くことを誓う」と力を込めた。
 (金良孝矢)