大庭学園がAO入試導入 23年度から 「学力だけにとらわれず意欲的な人を」 福祉や幼児教育の人材育成


社会
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大庭学園沖縄福祉保育専門学校の大庭荒副校長(左)と進学アドバイザーなどを務める東江裕一さん=15日、琉球新報社

 那覇市久米の大庭学園沖縄福祉保育専門学校が2023年度入学試験から、新たにAO入試を導入する。大庭荒副校長と東江裕一さんが15日、琉球新報社を訪れ「意欲のあるたくさんの生徒に挑戦してほしい」と述べ、導入の経緯などを説明した。

 沖縄福祉保育専門学校にはヒューマン介護福祉科と、こども未来学科(保育士・幼稚園教諭コース、保育士スペシャリストコース)がある。介護福祉士や保育士、幼稚園教諭二種免許状などが取得できる。

 大庭副校長はAO入試を導入した経緯について「学力だけにとらわれず、将来の沖縄の福祉を支える意欲的な人を、一人でも多く迎えたい」と説明した。29日までエントリーを受け付けている。エントリー後は面談がある。入試はその他に一般入試、指定校推薦、高校推薦がある。

 同校では毎月オープンキャンパスも実施している。

(嘉数陽)