社民・護憲会派、CV22の沖縄訓練撤回を 


この記事を書いた人 謝花 稔
県の町田優知事公室長(左列手前)に対し、CV22の訓練に反対するよう申し入れる県議会社民・護憲会派=16日午後、県庁

 県議会社民・護憲会派は16日、米軍横田基地に2017年に配備が予定される米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイが、沖縄で訓練する計画が明らかになったことを受け、県の町田優知事公室長を訪ね、沖縄での訓練撤回を日米両政府に強く働き掛けるよう申し入れた。

 町田公室長は「沖縄防衛局から(CV22の横田配備に関する)環境レビューを受け取ったばかりで、まだ不明なことが多いが、県はオスプレイ配備に反対している。今後も撤回を主張していく」と述べた。
 社民党県連の新里米吉委員長は「横田配備の体裁を装っているが、実質的には基地負担が増すもので、訓練を機に配備にもつながる懸念がある」と指摘した。【琉球新報電子版】