「オール沖縄会議」が30日の県民大会中止を発表 コロナ急拡大受け オンラインで「新基地建設反対」発信へ


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名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部=2022年3月17日午後0時14分、航空機より撮影

 米軍普天間飛行場移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は19日、急激な新型コロナ拡大を受け、30日に那覇市の奥武山公園で開催予定だった県民大会を中止すると発表した。代替措置として、共同代表の稲嶺進氏と高里鈴代氏の2人が「復帰50年!新たな基地負担を県民は許さない」と題したオンラインメッセージを同日午後3時から発信する予定。

 大会で予定していた、県の設計変更不承認を支持し、沖縄戦戦没者の遺骨が混じった土砂を新基地建設に使用することに反対することなどを盛り込んだ決議は声明文に代えて発信する予定だ。

(梅田正覚)