泡盛「琥珀伝説」がアジア最大級品評会で金賞 神村酒造とイオンが開発


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「琥珀伝説」「琥珀伝説Limited3年古酒」の金賞受賞を報告する神村酒造の神村盛行会長(左)、イオン琉球の銘苅尚一郎社長室長=26日、那覇市泉崎の琉球新報社

 アジア最大級の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022」(同実行委員会主催)がこのほど開かれ、神村酒造(うるま市、中里迅志社長)とイオン琉球(南風原町、鯉渕豊太郎社長)が共同開発した琉球泡盛「琥珀伝説」「琥珀伝説Limited3年古酒」(アルコール度数25度)が焼酎部門で金賞を受賞した。

 「琥珀伝説」は泡盛の新たな市場を開拓しようと18年に発売。オーク樽の風味に神村酒造のオリジナル酵母「芳醇酵母」由来のバニラの香りとキノコの香りが合わさり、優しい味わいの琥珀色の泡盛となっている。

 21年に発売された「琥珀伝説Limited」は古酒ならではの深みのあるコクとまろやかな味わいが特徴。

 26日に琉球新報社を訪れた神村酒造の神村盛行会長は「しっかりとした品質の商品だという証をいただいた」と喜んだ。イオン琉球の銘苅尚一郎社長室長は「この商品が多くの人に届いて泡盛の裾野が広がってほしい」と話した。

(玉城江梨子)