那覇空港国際線、2年4カ月ぶりに再開 韓国・ソウルからの定期便が到着


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観光関係者の歓迎を受けながら国際線の到着ロビーを後にする家族=2日午後2時26分、那覇空港(大城直也撮影)

 韓国の格安航空会社(LCC)のティーウェイ航空が運航するソウル―那覇定期便が2日午後、乗客53人を乗せて那覇空港に到着した。那覇空港の国際線は新型コロナウイルス感染症の流行で2020年3月から全便運休し、入国手続きが停止していた。ミス沖縄をはじめ多くの県内観光関係者らが乗客を出迎え、2年4カ月ぶりの国際線の再開を歓迎した。

 韓国在住で、2年半ぶりに沖縄への帰省がかなった女性(28)は「子どもたちと一緒に久しぶりに帰れてうれしい」と話した。

 ティーウェイ航空は火曜、木曜、日曜の週3往復でソウル―那覇路線を運航するが、県内での新型コロナ急増の影響などから、2週間後に運休を予定している。那覇空港での本格的な海外との往来再開はまだ時間を要しそうだ。

 2日の初便は韓国ソウルの仁川空港を午前11時35分に出発し、午後1時50分に那覇空港に到着した。復路は午後2時50分に那覇を発ち、仁川に戻った。
(與那覇智早)