沖縄県立博物館・美術館で開催中の「スケスケ展―スケると見える仕組みの世界」の関連催事「動物をつくってみよう!描いてみよう!」が11日、那覇市の同館で行われた。沖縄こどもの国の教育普及員の陳佑而さんと金尾由恵さんが講師を務め、午前と午後のいずれも親子連れ約30組が参加した。
午前の部では、冒頭で2人が本物のワニやキリンの頭骨、ウサギの全身骨格を見せ、食べ物の違いや生活環境などで、骨や体のつくりが全く異なることを紹介。その後、二つの動物の頭骨を並べ、この骨が何の動物のものか想像し、その動物を粘土で作るように促した。子どもたちは間近で動物の骨をじっくりと観察し、熱心に粘土で製作した。頭骨がウマとライオンのものだと明かすと「当たった」と喜んだり、驚いたりする声が上がった。
同展は9月4日まで。問い合わせは同館(電話)098(941)8200。