全国高校総合体育大会・四国総体第20日は16日、高知市東部総合運動場くろしおアリーナで水泳が行われた。男子50メートル自由形の大城渉星(那覇3年)が23秒87で予選を勝ち上がった。B決勝では23秒75で4位となり、全体では12位だった。男子200メートルバタフライの高良悠(那覇西3年)は2分4秒60で予選2組2位となったが予選突破はならなかった。
50メートル自由形で決勝に進んだ大城渉星(那覇)は、23秒75と予選よりも記録を伸ばし12位となった。「去年は100メートルバタフライのみの出場で、しかも予選落ちだった。今回は2種目の出場で50メートル自由形では決勝に残れた」と確かな成長と大きな手応えを感じている。
ただ、7月の全九州で出したベストに0.08秒届かなかった。「朝から体の調子が良く、泳ぎ自体も良かった」と好感触はあった。「もっと記録が伸びてもいいはずだけど」と、体の切れの良さと出した記録とのずれに首をひねった。「県記録も狙っていたが、思った以上に後半バテてしまった」と結果に満足はしていなかった。
17日は100メートルバタフライで自己ベスト越えを目指す。
「周りの選手のことは意識せず、自分の泳ぎに集中して上の順位を狙っていきたい」と調子の良さを武器に会心の泳ぎを目指す。
(大城三太)