シニア世代にゲームを活用した脳トレに挑戦し認知症予防につなげてほしいと19日、那覇市泉崎の琉球新報社で脳トレゲーム体験会(琉球新報社主催、共同通信デジタル協力、大塚製薬協賛)が開かれた。参加者は機器の扱いに悪戦苦闘しながらも熱心に取り組んでいた。参加者には、大塚製薬から飲料水などが配布された。
共同通信デジタルの村山真央さんが講師を務めた。村山さんは、ゲームをすることで脳が活性化し、情報処理速度が上がり、ワーキングメモリー(短期記憶力)が高まる効果が期待されることを紹介。「失敗を気にせず、まずは挑戦してみて」と呼びかけた。
参加した女性(55)=那覇市=は「地域支援推進員をしており、仕事のヒントになればと参加した。高齢者が新しいことに挑戦するのはとても大切なので、興味がある人には良い方法になるはず」と話した。
(銘苅つばき)