久米島産コーヒー豆のブランド化目指す 生産組合が発足


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(左から)安村猛さん、安村翔太さん、安里順さん、仲宗根勝美さん、加藤衛さん=5日、久米島町のしらせコーヒー農園

 【久米島】沖縄県久米島産コーヒー豆のブランド確立を目指すことを目的に、農事組合法人「久米島コーヒー生産組合」がこのほど発足し、安村翔太さん(30)=しらせコーヒー農園=が代表理事に就任した。

 2012年からコーヒー栽培に取り組む安村さんを中心に、6人のメンバー構成で町での産地化や観光資源として観光農園等の6次産業を目指していく。

 現在は合わせて約4千本(農地面積7千坪)のコーヒーの木(ムンドノーボ種)を栽培しており、本年度の年収穫予定数量は約600キロを見込んでいる。

 安村さんは「今後の安定的生産体制確立を図りながら、技術指導・助言をUCC上島珈琲からアドバイスをいただき、1万本まで本数を増やしていきたい」と意気込んだ。

(盛長容子通信員)