コロナ療養中でも投票できます 各選管、郵便投票の利用呼び掛け 濃厚接触者は通常投票 沖縄知事選、統一地方選


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 新型コロナウイルス感染が続く中、県知事選や統一地方選の投票期間中に感染し、自宅や宿泊療養中であっても、郵便投票で1票を投じることができる。各自治体の選挙管理委員会は、対象者に対してホームページや広報紙などで郵便投票の利用を呼び掛けている。

 昨年6月の特例法で自宅・宿泊療養者と待機期間中の帰国者も郵便投票の対象になった。入院中の場合は従来の不在者投票を利用できるため、郵便投票は対象外。濃厚接触者については、不要不急の外出に当たらないため、通常通り投票所で投票できる。

 郵便投票を希望する対象者は、投票日の4日前必着で各選管に必要書類を同封した請求書を送り、届いた投票用紙に候補者名を記載し、投票日当日必着で返送する。

 一方、町村の首長選と議員選に関しては告示から投票日まで6日間と短く、告示翌日の期日前投票開始日に請求が締め切られる。選管担当者は「告示前でも請求書を送ることができるので、早めに請求してほしい」と話している。

 23日には28日投票の竹富、与那国両町と粟国村の議員選挙が告示される。25日には県知事選、9月4日には宜野湾市長選と5市議選、6日には本部町長選と大宜味村長選、伊是名村長選、19の町村議選が告示される。投票日はそれぞれ11日。
 (金城実倫)