沖縄コロナ感染者数「下げ止まり」県疫学・統計、本島北部では再拡大も


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 沖縄県疫学・統計解析委員会は23日、先週(15~21日)の新規感染者数2万6207人を基に、1人の感染者が平均何人に感染させるかを示す実効再生産数が本島1・0人、宮古0・96人、八重山1・05人となり、報告される感染者数が下げ止まっているとした。保健所管轄別では北部で再拡大が生じているという。

 県内では高いレベルの流行が続く影響で医療の逼迫(ひっぱく)状態が続いており、入院できる病床が限られる。自宅などで酸素吸入しながら入院を待つ患者が県内で50人を超え、社会福祉施設でのみとりも続いているとした。

 今週(22~28日)の新規感染者数は2万~2万6千人、入院患者は週末までに950~千人と推定している。

(嘉陽拓也)