沖縄リゾ婚、魅力発信 4人大使就任「盛り上げたい」


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沖縄リゾートウエディング協会のアンバサダーに就任した(左から)白石真弓さん、玉城希さん、加藤ありささん、和宇慶朋華さん=25日、浦添市のてだこホール

 沖縄リゾートウエディング協会の8月定例会が25日、浦添市のてだこホールで開かれ、沖縄リゾートウエディングの魅力を県内外に発信する20~40代のアンバサダー4人がお披露目された。

 初代アンバサダーに就任したのは白石真弓さん(42)、玉城希さん(35)、加藤ありささん(30)、和宇慶朋華さん(23)。4人は25日から1年間、同協会の広告宣伝として写真や動画のモデルを務めるほか、会員企業や観光関連事業者のSNSなどで情報発信する。

 白石さんは「沖縄でのリゾートウエディングは年齢に関係なく感動できる体験だと思う。活動を通して沖縄リゾ婚を盛り上げたい」と意気込んだ。和宇慶さんは「ダイビングやアクティビティの撮影もある。ウェディング以外の楽しみ方も提案したい」と述べた。

 同協会によると、新型コロナウイルス感染症や円安などの影響で、当初は海外リゾートでの挙式を希望していたが沖縄でのリゾートウエディングに切り替えるカップルが近年増えているという。ただ、平均滞在日数は新郎新婦が3・4日、参列者は2・5日と2泊3日が主流で、ハワイウエディングの平均5泊7日より大幅に短いという。上地明彦事務局長は「景勝地での私服撮影や沖縄ならではの魅力的な体験を提案することで、滞在日数の延長にもつなげたい」と述べた。 (当銘千絵)