沖縄労働局(西川昌登局長)は26日、2022年度の県内最低賃金について、沖縄地方最低賃金審議会の答申通り、時給853円に引き上げることを決定した。現行の時給820円から33円の上積みとなり、引き上げ幅は過去最大。早ければ9月6日に官報に公示され、10月6日に発効となる。
26日、沖縄地方最低賃金審議会の会合が那覇第2地方合同庁舎で開かれ、時給を853円とする10日の審議会答申に対し、1500円への引き上げを求めた労働団体からの異議申し出を審議した。
審議会は10日の答申内容は妥当で再審議の必要はないと判断し、沖縄労働局に10日の内容通りに決定することを改めて労働局に答申した。