SOLA学園、きょう3位決定戦へ 全国専門学校バスケ 結成3カ月で快進撃


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 バスケットボールの第26回全国専門学校選手権大会は26日、愛知県の名古屋市体育館で男子の準決勝までを行った。沖縄代表の学校法人SOLA学園(沖縄医療工学院)は、準決勝で履正社国際医療スポーツ専門学校(大阪)に65―140で敗れた。SOLA学園は予選で3試合を全勝。決勝トーナメント初戦の準々決勝は、福岡医健・スポーツ専門学校に85―75で逆転勝利していた。27日は3位決定戦に臨む。


結成3カ月が快進撃見せる

 結成わずか3カ月のSOLA学園バスケットボール部が、全国大会で勢いよく準決勝まで勝ち上がる快進撃を見せた。優勝候補の相手に大差で敗れるも、チームの特色である「走るバスケ」を最後まで体現。大城徹監督は「ここまで来られたのはすごい」と健闘をたたえた。

第26回全国専門学校選手権大会に臨む学校法人SOLA学園の男子バスケットボール部(提供)

 予選から攻守で走り続け、自分たちのペースをつかみ3戦全勝。決勝トーナメント準決勝は、一時15点差もリードされるが最終クオーターで食らいつき逆転勝利。決勝は身長の高さも経験も上の相手だったが、下を向かずに走り続けた。

 エース照屋皇樹(こうき)は、北中城高バスケ部の後輩で相手フォワードの目取真乙矢とマッチアップして会場を沸かせた。「勝ちたかった」と悔しさをにじませた。次戦は、かつて先輩たちがたどり着けなかった3位を決める決定戦。「走るバスケ」を貫き快挙をつかみに行く。

(金良孝矢)