沖縄コロナ2252人、8日連続の前週比減 死者は7人で累計600人に(8月29日朝)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は28日、10歳未満から100歳以上の2252人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新たに7人が死亡したことも報告され、新型コロナウイルス感染で亡くなった人の累計が600人となった。前週の同じ曜日から992人減少し、8日連続の減少となった。

▼ひと目で分かる沖縄の新型コロナ最新情報 

 年代別では10歳未満が362人、30代が341人、40代が337人、20代が266人となっている。病床使用率は県全体で63・3%で圏域別では本島が73・1%、宮古が18・2%、八重山が3・3%だった。

 亡くなったのは70代から90歳以上の男女7人で、7月2日から8月10日までに陽性が判明し、7月3日から8月12日までに死亡が確認された。  社会福祉施設での療養者は159カ所882人だった。内訳は高齢者施設が137カ所で687人。障がい者施設が22カ所で195人だった。

 県の宮里義久感染対策統括監は「直近の県疫学・統計解析委員会の分析でも9月までは減り続ける可能性があるとしたが、依然として医療機関は逼迫(ひっぱく)している。今後も注意してほしい」と呼び掛けた。 (金盛文香)

【関連記事】

▼感染者数「下げ止まり」、本島北部では再拡大も

▼コロナ発生届限定に慎重意見 沖縄県専門家会議、現場負担増の懸念も

▼「医療は災害レベル」県内20の病院長が訴え 小児用ICUで高齢者治療や8件目で入院も死亡

▼ワクチン3回目接種で商品券 抽選で5000円分 浦添市

▼一部で2週間待ちも ひっ迫する火葬場 40度超でも防護服とマスクの現場