非常に強い台風11号、暴風や警報級の雨に警戒呼び掛け　あす31日に大東島地方接近(8月30日午後)

　沖縄気象台は30日、非常に強い台風11号が31日から9月4日にかけて沖縄地方に接近するとして会見を開いた。31日には大東島地方に接近し、暴風や警報級の大雨に警戒が必要となっている。また最大風速50メートルの猛烈な風が吹き、一部の住宅が倒壊する恐れもあるため、大東島地方での早めの避難行動を呼び掛けている。金城康広予報課長は「常に最新の情報を確認し、早めの対策をお願いしたい」と注意を喚起した。

　台風11号は30日午前9時現在、日本の南の海上にあり、時速35キロの速さで西に進んでいる。今後発達しながら進み、沖縄本島では31日から、先島諸島では9月1日から4日にかけて猛烈な風が吹く予想となってる。

　中心気圧は950ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルとなっている。