【本部】本部町観光協会は27日、地元産の紅いもと田いも(ターンム)などを使った「やんばるどんどん饅頭(まんじゅう)」の販売を開始した。
町観光協会の當山清博会長が「地元の田畑から生まれた食材を活用し、付加価値のある土産を作りたい」と考え、地元農家などと協力し、1年半かけて開発したという。「懐かしさを感じる味だ。やんばるの食文化を本部から広げていきたい」と語った。紅いもは備瀬一号、田いもは満名田芋などを使用した。
テスト販売や試食で好評だったという。饅頭は海洋博公園、もとぶかりゆし市場、オキナワハナサキマルシェで販売し販路拡大を目指す。売り上げの一部は町の「子ども子育てゆいまーる基金」などに活用する予定。ふるさと納税の返礼品にすることも検討しているという。
(長嶺晃太朗)