ゴルバチョフ元ソ連大統領が死去したことを受け、玉城デニー知事は31日、うるま市内で本紙などの取材に応じ「平和に向けた取り組みを実践したまれな政治家だった。非常に残念だ」と述べた。
ロシアのウクライナ侵攻に触れ「停戦実現や国際社会の連帯に重要なキーマンと認識していた。県も同氏や同氏財団と接点を作りたいと考えていたが、かなわず残念だ」と語った。
同氏は東西冷戦の終結でノーベル平和賞を受けたほか、3度来沖し、講演などに取り組んだ。
玉城知事は「功績を学び、行動に転換するためにはどのようなことが可能か考えたい」と強調した。
(塚崎昇平)