沖縄県内のコロナ8人死亡 2040人が感染、減少傾向続く


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 県は1日、県内で新たに2040人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。40代から90歳以上の感染者8人が死亡したことも報告した。県内の死者の累計は623人になった。

 40代の死者は居住地非公表の男性。県によると、7月26日に感染が分かり、症状があったものの、本人の希望で自宅待機していた。8月9日に容体が悪化し、自ら救急車を呼んで病院に搬送されたが、死亡が確認された。基礎疾患があったという。

 男性のほか、70代1人、80代2人、90歳以上4人が8月2~9日に死亡した。

 病床使用率は本島68・8%、宮古22・7%、八重山8・3%で、県全体は59・8%。重症者用病床使用率は前日から15・7ポイント悪化し、62・5%となった。

 入院待機ステーションで従事する県外からの派遣看護師は、派遣期間が8月31日までの予定だったが、9月中旬まで延長した。

 県内の新規感染者数は12日連続で前週の同じ曜日を下回り、減少傾向が続いている。

 米軍関係の新規感染者は14人だった。 (稲福政俊)