沖縄南城市「アニメの聖地」に認定 木のブランコやニライカナイ橋が出る「白い砂のアクアトープ」舞台 アニメツーリズム協会


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アニメツーリズム協会の鈴木則道専務理事兼事務局長(左)から「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の認定プレートを受け取る古謝景春南城市長=南城市役所

 【南城】全世界のアニメファンが選んだ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に南城市が認定されたことを受け、アニメツーリズム協会の鈴木則道専務理事兼事務局長らがこのほど、市役所を訪れて古謝景春市長に認定のネームプレートと御朱印スタンプを贈呈した。2021年放映のアニメ「白い砂のアクアトープ」(篠原俊哉監督)の舞台が同市であることなどを理由に認定を受けた。

 同作は2人の登場人物の絆や葛藤、成長などを描く青春ストーリーで、あざまサンサンビーチにある木のブランコや知念岬公園、ニライカナイ橋などが風景で出てくる。

 鈴木事務局長は「アニメの聖地として、作品や南城市の魅力を継続的に発信していきたい」と述べた。

 古謝市長は「多くの人が南城市に足を運んでくれたら」と期待した。

 市は昨年度からアニメふるさと納税を実施しており、全国から1600万円を超える寄付があった。市では聖地巡礼マップの印刷や旅行コンテンツの制作・販売費用のほか、記念碑の設置費として活用する予定。ネームプレートと御朱印スタンプは市地域物産館に設置している。
 (金城実倫)