落選確実の佐喜真氏「私の力不足」 辺野古容認の姿勢「一日も早い返還を訴えたが浸透しなかった」 沖縄県知事選


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落選が確実となり、記者の質問に答える佐喜真淳氏=11日午後8時18分、那覇市山下町の選挙事務所(喜瀨守昭撮影)

 沖縄県知事選で落選が確実となった無所属新人で前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)は11日夜、那覇市内の選挙事務所で「全ては私の力不足だ。皆さまにおわびする」と、支持者に深く頭を下げた。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を容認する姿勢で選挙に臨んだ。「普天間基地を一日も早く返還することを訴えたが県民に浸透しなかったのか」と声を落とした。

 旧統一教会との関連が報道されたことも「若干影響はあったと思う」と話した。今後の政治活動については「いろいろな方と相談しながら考えたい」と述べた。

(知念征尚)