再選を決めた玉城デニー氏と記者団の主なやりとりは次の通り。
―今の気持ちは。
「心も身も引き締まる思いだ。常に県民の皆さまと共にある知事として、県政運営をしっかり務めたい」
―どのような民意が示されたか。
「県政発展と県民の暮らしの向上が争点になった。間違いなく辺野古新基地建設が大きな争点だった。県民の思いは1ミリもぶれていない結果だと受け止めている」
―辺野古の基地建設で、既に埋め立てられた部分は原状回復を求めるか。
「基地返還が大前提だ。原状回復が不可能であれば平和・学校・研究の拠点などの利用が考えられる。基地としての利用は考えていない」
―経済回復の取り組みは。
「取り得る予算と手段を講じて医療体制構築と、経済回復に向けてさまざまな財源を用いて手だてを講じたい」
―次の4年への決意は。
「これからも誰一人取り残さない、誇りある豊かな沖縄を目指して前進していきたい」