【南城】定数20に25人が立候補した南城市議選は、古謝景春市長を支える与党系が12人当選し、現有議席から1議席伸ばした。絶対安定多数の13議席には届かなかったが、過半数を維持したことで今後の市政運営は安定するとみられる。
与党候補15人のうち、古謝市長が応援したのは保守系13人。新人1人が次点となったが、古謝市長の出身地である知念地区と大里地区では立候補した保守系全員がそれぞれの地盤で着実に票を固め、当選を果たした。
野党・中立系は、8議席にとどまったが、新人2人が得票数を大きく伸ばし、1位、2位の上位当選を果たした。他の3人も政党や地盤などで千票以上を獲得した。
つきしろでは現職2人と新人1人が乱立し、全員落選。玉城地区でも新人2人が競合し、共倒れした。
(金城実倫)