部活動高2自殺で県教育委員会を調査へ 第三者委員が方針発表 沖縄


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 部活動の顧問から執拗(しつよう)な叱責(しっせき)を受け、2021年1月にコザ高校2年(当時)の運動部男子生徒が自ら命を絶った問題で、県は14日、第三者再調査委員会(委員長・古堅豊弁護士)の第9回会議を那覇市の県自治研修所で開いた。これまでに判明した事実や問題点を踏まえ、事件前後の学校と県教育委員会の対応についても調査する方針で、今後調査事項や方法などを調整する。

 会議は非公開。今月中をめどにした部活動の生徒や保護者への聞き取り調査は、現時点で任意の協力が得られていない人もおり、聴取期間が延びる予定。
 (吉田早希)