プリマート時代から38年の歴史に幕 マックスバリュ坂田店が閉店 10月に新店舗開業 沖縄・西原町


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38年の歴史に幕を下ろしたマックスバリュ坂田店=15日、西原町坂田

 【西原】前身のプリマート時代から西原町民にとって身近な食品スーパー「マックスバリュ坂田店」が15日、閉店した。西原西地区土地区画整理事業などに伴うもので、10月中旬には同じ敷地内に新店舗が開業する。15日夕には閉店セレモニーが開かれ歴代店長や地域住民らが参加した。

 新店舗の敷地面積は約6千平方メートルで、店舗面積はマックスバリュ棟が約1400メートル、飲食店や美容室などが入居するテナント棟が約530平方メートルと約130平方メートルとなっている。駐車場は約90台収容可能。

 坂田店はイオン琉球の前身であるプリマートの3号店として1984年12月に開業。以来38年間、地域住民の生活を支えてきた。15日は午後6時まで営業し、多くの住民が最後の買い物を楽しんだ。

 坂田店の平良善彦店長は「坂田店は西原町の老舗スーパーとして地域住民に愛され、憩いの場にもなってきた。新店舗では今まで以上にお客様に気持ちよく買い物ができるようにしたい」と語った。
 (吉田健一)

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