【東京】下地幹郎衆院議員と儀間光男参院議員が維新の党を離脱し、橋下徹大阪市長らが立ち上げる新党に合流する方針を固めたことが、21日までに分かった。下地氏、儀間氏はすでに橋下氏らとの調整を初めており、24日に大阪で開かれる新党の大会に出席した上で、今週中にも県内で記者会見を開いて発表する。
維新の党をめぐっては、橋下新党との分党協議が決裂し、中間派の下地氏や儀間氏らの去就に注目が集まっていた。
維新の党は橋下徹大阪市長が結成予定の新党に参加する国会議員や地方首長、議員らを除籍する方針を固めており、下地氏と儀間氏らは近く除籍処分となる見通し。
儀間氏は取材に対して橋下新党への合流について明言は避けたが「どこに入った方が県内での党勢拡大になり、県民益につながるのかを慎重に判断しなければならない。下地氏とたがうことはない」と述べ、下地氏の意向を踏まえて判断する考えを述べた。