「分かるよね」では分からない…発達障がい通して多様性を考える OSPが25日に「公開作戦会議」


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OSPスピンオフ「凸凹星人 普通は不通」に登壇する小林拓也さん=那覇市内

 OKINAWA SDGsプロジェクト(OSP、事務局=琉球新報社、うむさんラボ)は25日午後2時から、多様性を考える公開作戦会議第2弾「凸凹星人、普通は不通~『分かるよね』では分からない」を沖縄県那覇市久茂地の「ブックカフェ&ホールゆかるひ」で開く。参加500円、申し込みは24日まで。

 凸凹星人企画は、発達障がい当事者が、まるで違う星で生きるかのような違和感を持ちながら、地球人の中で日々直面するあれこれを率直に話し合う。今回は地球の「常識」や「空気を読む」文化の中での苦労を語る。

 当事者として毎回登壇する小林拓也さん(51)は去年、発達障がいの診断を受けた。人並み以上に努力しても物忘れが多い、臨機応変に対応できないなど困ることが多く「自分の努力が足りない、もっと頑張らないと」と精神的に追い込まれたこともあった。仲間との出会いで救われてきたといい「話して解決はしないが楽にはなる。生きるのは大変だが、何とかなるとを伝えたい」と来場を呼び掛けた。詳細、申し込みはhttps://bit.ly/3xKFrP0