泡盛鑑評会 98点を審査 愛好家の仕次古酒の部も


社会
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泡盛の香りや味わいを審査する品質評価員=26日、浦添市の北那覇税務署

 沖縄国税事務所と県は26日、泡盛の品質を評価する泡盛鑑評会を浦添市の北那覇税務署で開始した。

 古酒の部に61点、主力製品の部に27点、高濃度泡盛の部に10点の計98点が出品された。23人の品質評価員が30日まで5日間かけて、味わいや香りなどを総合的に評価する。

 今年で50回目の鑑評会となるのを記念し、泡盛愛好家による仕次(しつぎ)古酒の部を設け、県内外の愛好家から24点が出品されている。各部の結果発表は10月27日を予定している。

 沖縄国税事務所の渡辺健太郎主任鑑定官は「酒造所が造るお酒と愛好家の仕次古酒が並んで評価されるのは初めて。仕次古酒という文化があることを広め、業界発展につなげたい」と話した。 (玉城江梨子)