在沖米軍は27日、米海兵隊と米海軍がインド太平洋地域の海上作戦での連携に向けて期間限定の特別部隊(約250人)を発足させ、10月1日から演習を実施すると発表した。米国が中国を念頭にインド太平洋地域で進める海上兵力の統合に向けた試みの一環。部隊の記章は、船のいかりと竜が描かれており、漢字で「怪獣」と記されている。
もともと沖縄にいる海兵隊と海軍の部隊から編成しており、県内に駐留する人員数は変わらない。ホワイトビーチとキャンプ・コートニーを拠点とする。2023年夏ごろまで特別編成を続け、その結果や課題を踏まえて今後の方向性に生かすと説明している。
参加予定の演習は「ノーブル・フュージョン」。続いて米比訓練にも参加する。
(明真南斗)