陶芸や絵画、紅型…次世代のクリエイターの作品1000点を展示販売 沖縄県立芸術大×リウボウ アートフェス、10月1日まで


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来場者に作品の説明をする学生ら=28日、那覇市のデパートリウボウ

 リウボウインダストリーと県立芸術大が共同で取り組む「アートフェスティバル展示販売会&演奏会」が28日、那覇市のデパートリウボウ6階イベントスペースで始まった。10月1日まで。陶芸や絵画、彫刻、紅型など学生の作品千点が並んでいる。

 次世代のクリエイター育成を目的に開催している。会場では学生たちが来場者に作品の説明をしている。

 かすりと花織などを出品した学生(23)=大学院1年=は、来場者から商品の要望を直接聞いた。「お客さんと直接やりとりすることでどんな需要があるか分かるので、工芸の発展にもつながる」と述べた。

 彫刻専修の学生(24)=大学院1年=は2回目の出品となる。「普段関わることが少ないデパートのお客さんから感想を聞けるのは今後の活動の刺激になる」と話した。

 期間中は会場やデパートリウボウ1階で、音楽学部の学生による演奏会も行われる。
 (玉城江梨子)