3月から出張で伊是名島に滞在している荷川取一馬さん。仕事が終わると、タマンやロウニンアジを狙って竿(さお)を出し、これまでタマン17匹を釣った。
20日も午後10時に49センチのタマンを釣り上げ、イスズミの頭を餌に仕掛けを投げ込みアタリを待った。午前0時を過ぎた頃に竿が海面に突き刺さり、ラインが激しく引き出された。慌ててファイト開始。かかった魚は堤防の周りを100メートルほど走って、いったん止まった。ラインを巻いては出されをしながら30分ほどで足元まで寄せることができたが、1人で堤防まで引き上げるまでに倍近い時間がかかった。これが伊是名島で初めて釣った31.9キロのロウニンアジだった。
24日、職場仲間と糸満沖に釣りに出かけた古謝忠寿さん。11時過ぎからパワーテンヤに挑戦。仕掛けを入れるとドラグ出される大物が…。他の人はラインを切られた。唯一古謝さんはラインを切られずファイトに持ち込んだ。ラインがPE3号、リーダーがフロロの12号と細仕掛けなので無理はできない。船長がアシストして30分ほどしたら海面に白い大きな魚体が浮き、40.45キロのロウニンアジ。予定を早めに切り上げて帰港した。糸満前田丸・前田船長080(6495)0607。
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)