山川氏「市民のための市政を」候補者第一声 豊見城市長選


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
第一声を発する山川仁氏=2日、豊見城市宜保(ジャン松元撮影)

 【豊見城】9日投開票の豊見城市長選は2日告示され、新人の辻内岳晴氏(42)、現職の山川仁氏(48)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦、新人の徳元次人氏(41)=自民、公明推薦=の3氏が立候補を届け出た。子育てや経済対策が争点となる。国政政党や主要団体の推薦・支援を受け、事実上の一騎打ちとなる山川、徳元の両氏は2日午前にそれぞれ市内で出発式、出陣式を開き、支持拡大に向け、第一声を上げた。(照屋大哲、金城実倫、吉田健一)

 1期4年間の成果は私のものではなく、市民の実績だ。子どもたちや高齢者が笑顔になれるようなまちづくりに向け、1週間、訴えていく。

 市民と語り合い、市民に寄り添い、市民のための市政運営をこれからも心を込めてやっていきたい。相手候補の支援者も含め、全ての市民のために幅広い声を形にしていく。

 豊見城の未来に向け、胸を張って玉城デニー知事とともに、誰一人取り残さない社会をみんなでつくっていこう。2期目当選に向けて力添えをお願いしたい。

………………………………………………………………

 山川 仁氏(やまかわ・ひとし) 1974年9月24日生まれ。豊見城市高嶺出身。産能短期大中退。衆院議員公設第一秘書などを経て、2011年に豊見城市議に初当選。2期目途中の18年8月に辞職し、同年10月の市長選で初当選した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今後も力強く施策を

 玉城デニー知事 山川仁市長は市民が主役のまちづくりを、実績を積み上げてきた。今後も力強く施策を推進していくためにも現職に2期目のかじ取りを任せてほしい。

市民が主人公の政治

 赤嶺政賢衆院議員 山川仁市長はこの4年で市民懇談会を50カ所で実施し、市民が主人公の政治をやってきた。自民には絶対にできない。きっぱりと審判を下そう。

国保財政の赤字解消

 伊波洋一参院議員 山川市政は国保財政で累積赤字を解消し、1億円に満たなかったふるさと納税は約6億となった。子どもの未来のために山川仁市長が必要だ。


詳しいプロフィルとアンケート結果はこちら