琉銀のATMに障害、153台操作できず 8月にも発生、見直したプログラムに不具合


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 琉球銀行(川上康頭取)は3日、2日午前8時から午前9時3分にかけて同行のATM(現金自動預払機)153台に障害が発生し、取引できない状況になったと発表し、謝罪した。障害のあった時間帯に別のATMなどを利用した顧客に対し、今後手数料を返金するとしている。

 同行では8月にも稼働中のATMが障害により一時全て操作できなくなる障害が発生している。今回のトラブルは、8月の障害発生後に見直したプログラムの設計に不具合があったことが原因とみられるという。

 2日は同行のATM207台のうち、支店や商業施設などに設置している計153台で障害が確認された。影響を受けた顧客数などは確認中。同行は「大変なご不便、ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と謝罪した。今後、2日午前8~10時にコンビニや他の金融機関を利用した顧客に手数料を返金する。
 (當山幸都)