
9日の那覇大綱挽まつりを前に同大綱挽保存会(呉屋守将会長)は4日、大綱の仕上がりを確認する検見(けんみ)を行った。大綱挽は3年ぶりの開催で、那覇軍港内の製作現場を視察した城間幹子那覇市長は「ちむどんどんしている」と話した。
城間市長と呉屋会長は手綱を編む作業を見学し、手綱を引っ張るなどして点検した。まつりは新型コロナ感染拡大防止のため人数制限を行う。大綱も例年に比べ縮小して製作された。城間市長は「市民、県民、観光客の皆さんの笑顔や驚き、感嘆の声があるにぎやかな大会になってほしい。沖縄が元気になる起爆剤になるといい」と大綱に願いを託した。(金盛文香)